ヴァイオリン
三木登志江
石井純、石井尚子、長谷川孝一氏、井上武雄氏、辻久子氏、
江藤俊哉氏、川本義幸氏に師事し、その他に、パリ・コンセルヴァト
ワール教授ヴィヨン氏、旧チェコ・スロバキア、ロシアなど各国教授の
指導を受ける。
毎日学生音楽コンク―ル小学生の部、同コンク―ル中学生の部入賞。
東京芸術大学音楽学部附属音楽高校では、学内オーケストラのコンサー
トミストレスを務める。
クラシックをルーツに、ルーマニアやスペインなどのジプシー音楽、
タンゴ、韓国や中国の伝承歌や日本民謡など世界各地に広がる民族音楽
を、より芸術的に昇華させた演奏を各地へ届けている。
2005年、アルゼンチンの「エドゥアルド・マラグァルネラ・タンゴ楽団」
の来日ツアーにヴァイオリン・ソリストとして参加。各地の会場で絶賛さ
れる。
2007年9月、韓国・慶州で開催された「慶州世界文化エキスポ2007」
に招かれ、独特の世界が広がるステージを繰り広げた。
2008年、ふくやまシンフォニーオーケストラ定期演奏会に、ヴァイオリ
ンのソリストとして参加し好評を博す。
これまで、ベルリン室内合奏団、広島交響楽団、新ヴィヴァルディ合奏団、
テレマン室内管弦楽団、韓国・浦項市室内合奏団、浦項市交響楽団など、
ソリストとして多数のオーケストラと共演。
ピアノ
三木健嗣
北九州市出身。
3歳より母の手ほどきを受け、4歳から、横井和子(大阪教育大学名誉
教授)、井口秋子(東京芸術大学名誉教授)両氏に師事。
その他、ガスパール・カサード及び夫人の原智恵子両氏、レニング
ラード音楽大学ピアノ科主任教授セレヴリヤコフ氏のレッスンを受ける。
1962年毎日学生音楽コンクール・ピアノ部門西日本第一位ほか、神戸
国際ホールにて朝日新人演奏会に出演。
東京芸術大学音楽学部附属音楽高校から、大阪芸術大学に特待生として
学び、30年以上にわたり韓国や中国、内モンゴル、台湾などアジアの
国々と演奏による国際交流を続けている。
「文化庁・広島県・福山地方文化のまちづくり事業実行委員会」主催に
よるベートーヴェン・バイオリンソナタ全曲演奏会や、ウィーン・ベー
ゼンドルファーホールでのリサイタルを開催し、国内外で活動。
その他、出前コンサート、学校、各市町村でのファミリー・コンサート、
音楽療法の一環として病院でのコンサートを30年以上継続するなど、
青少年育成や社会貢献のための演奏活動をしている。
ピアノ指導者として、韓国、台湾、中国の音楽学校や指導者との交流も
深く、1977年から三木音楽塾の指導はもとより、福山ピアノ音楽コン
クールの発展に携わり、地方におけるピアノ教育の発展に貢献している。
自らの指導経験のもと、知識・技術偏重の指導からの脱皮を唱え、音楽
の原点を見据えた、感性、技術、知性のバランスのとれた指導を訴え続
けている。
グレンツェンピアノコンクールでは各地での審査後の講評が、多くの指
導者にとって有益かつ辛辣である事は、多くの関係者が知るところであ
り、近畿、西日本各地で審査を行っている。